RRXさんからの投稿
LSからSFへ高速にのって向かっていた。
Flint Rangeを抜け、Back O Beyondへ差し掛かる高架の上に路面から突き出た木を発見した。
これは・・・?路面から生えているのか・・?
気になった私は、高架の下へ降りてみた。
やはり・・・・・・生命の強さを垣間見た瞬間だった。
空を塞がれた幼木は太陽の光を求め、遮る高速道路を突き破ったのだろう。
トライアスロンが開催されることで名高いフィッシャーズラグーン。その砂浜に架かる桟橋の先端にポツリと佇む1つの車椅子・・
主を失った遺物は今でも彼の帰りを待っているのだろうか・・?
賑やかなサンタマリアビーチを横目に、車をフリントカウンティー方面へ走らせる。
さっきまでの喧騒が嘘のようにあたりは自然豊かな景色が広がる・・・・
フリントレンジの海べりで一人の写真家を見かけた。
彼女はロスサントス方面の風景をカメラに収めると静かに頷き、海面へ近づいた・・・
彼女の最期の作品・・・・それを見るものはいない・・・・
フリントカウンティの自然に呼び寄せられるかのように、車を山中に乗り入れた。
いや、呼んでいたのは自然ではなかったようだ・・・・
私の目に飛び込んできたのは、生々しい傷を残した1台の車だった。
この場所で何があったのだろうか・・・・?
どうやら車は1台ではないようだ。
崖の下に目をやると、やはり同じように損傷した車が打ち捨てられている。
この2台の車に刻まれた傷は 事故によるものなのか・・
それとも人為的に付けられたものなのか・・・・?
私には判断する術がないようだ。
田舎道を覆うように迫り出した崖は、まるで通りがかる者を一飲みにする大きな口のように見えた。
草木が根を張り、あたかも鋭い牙のようだ。
ちょっとした景観に自然の不思議さを感じずにはいられなかった。
ロスサントス北部の小さな町モントゴメリーへ立ち寄った私は町の一角にある小さな井戸を見つけた。
井戸の周りにはフェンスが張り巡らされ、BIOWASTE(生体廃棄物)との注意書きが掲げられていた。
隣には、クリッペン記念病院があるのだが・・・・・
その夜、酒を買いに町へ出た私は再び井戸の前を通りかかった・・・・
井戸の周囲は怪しい緑色に染まっている・・・一体何が捨てられているのか・・?
ロスサントスの北西にある「ロス・セパルクロス墓地」
友人の墓参りに訪れたとき、妙な感覚に襲われた。
どうやら墓地の北の外れから強い霊気を感じる・・・・私は北側の壁に注目した。
しかし、特に不穏なものは見当たらない。
だが、どうしても気になり、私は夜までそこに居ることにした。
午後8時を回った頃だろうか、不意に強烈な霊気を感じ取った私は先ほどの壁に目をやった・・・!??
なんと!? 先ほどまで何も書かれてはいなかった壁に突如文字が浮かび上がった!
その文字はタグのように見える。
恐怖に駆られた私は急いでその場を離れた・・・
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